子供が初めて経験する死

4歳になってすぐの2月に曾祖母が亡くなりました。曾祖母は山口県大島というところに、曾祖父と2人で暮らしていました。お盆とお正月は毎年親戚みんながその家に集まることが習慣になっていました。数ヶ月前から曾祖母の体調が悪く、いつ亡くなってもおかしくない状態でした。

お正月に行ったときにはもう入院していて、話もできない状態でした。ですが、子供が行くと嬉しそうに笑ってくれていました。子供は不思議そうに「なんでおばあちゃん病院で寝てるん?」「なんでご飯食べれへんの?」と尋ねていました。

子供は病室で曾祖母の絵を書いてくれ、病室に飾っていました。お葬式では、よくわかっていない様子で、みんなの様子を伺っていました。同じようにお焼香をしたり、手をあわせたりしていました。お花をそえにいくと、主人や義母が号泣しだしたのを見てなんとなくわかったようで、悲しそうな顔をして花を添えていました。

火葬するときには、義母が「お母ちゃん!」と言って泣くのを見て、子供も「おばあちゃん!」と言って泣きだしてしまいました。その後、「おばあちゃんはどこへ行ったの?」と聞かれ、「おばあちゃんは、お空のお星さまになってみんなのことを見守ってくれてるんやで。」と答えました。

それからは、「どのお星様がおばあちゃんかなぁ。」「あのキラキラしてるのがおばあちゃんかなぁ。」と言うようになりました。お墓参りにも連れていきました。お星さまなのにどうしてお墓参りするんだろうと疑問に思ったようでしたが、きちんと手をわせて「おばあちゃん、元気でね。」と声をかけてお花を供えている姿は微笑ましいものがありました。


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